ブリリアント ポラリス
褒田 育代(ほめた いくよ)さん
人材教育コンサルタント https://www.facebook.com/brilliantpolaris/
保育園経営者や保育士のための専門的なコンサルティング
事業内容は、保育園の経営者向けに「保育士不足の理由」を知ってもらい、自社の保育園で保育士が「辞める」または採用をしたいが応募者から選ばれず、保育士不足に悩んでいる状態を改善し、組織を活性化する法人向けコンサルティング。そして、保育士一人一人の悩みの解決と「夢を叶えて保育士になった」その初志を思い出し、再び大好きな保育ができるように「変化」してもらう個人コンサルティングをしています。
保育士の経験を生かし、自己実現のためのメソッドを習得
起業は1年前から意識をしました。準備と言えば、(他の子育てに関する仕事もやりましたが)今まで長く続けてきた保育という専門分野の経験全てと、結婚、出産、子育ても含んだ人生の経験(成功も失敗も)全てが「準備」であり、準備段階だったと言えます。 そして開業資金を用意しました。その時私に必要だった人の悩みを聴く技術や癒し、夢を叶えるツール、変わりたい人を正しく導けるメソッドでした。
園長に在職中から「苦しみから幸せへ、子どもを育てる大人の意識を変える」スキルを身につけるために自己投資をして自己実現のためのメソッド「カウンセラー」「宝地図マスター」「潜在意識から現実を変えるセラピーエネルギーマスタープログラム」を身につけました
理想と現実のギャップに気づき起業することを決めました
起業を決めた時、私は株式会社が運営する東京都認可保育園の園長をしていました。保育園の園長は大きな責任がありますが、1年365日毎日やりがいのある仕事です。「保護者と子どもを幸せに育む場所」ですから、可愛い大好きな子どもたちのためなら何も苦になりません。 子どもが笑顔で目を輝かせていて、保育士も笑顔で子どもとの生活に幸せを感じていて、お母さんたちも笑顔で子育てをしている状況、その声が聞こえてくるだけで幸せになる、そういう職場です。「天職」だと思ってきました。でも1年前、理想としていることと現実のギャップに気づかされました。自分の子どもが心と身体の不調・不登校・自律神経失調症となって苦しんでいた時、その中で自分の子育ての大きな過ち(知らずにセルフイメージを傷つけてしまっていた)に気付いたのです。
加えて、社会を見渡せば10代の自殺、いじめ、発達の障害、虐待、貧困、シングル家庭。小さな子どもたちの未来の姿が社会に映し出されているのをみて、「子どもたちを救うために今、立ち上がるしかない。」「子どもたちに自分の命は素晴らしいこと教えたり、夢を叶える生き方があることを伝えるのは大人の役目、そういう大人を増やす」新しい使命に気づき、株式会社の中の保育園の中ではなく、社会に広く活動をしていきたいと思い、起業することに決めました。
専門分野ならではの視点から保育の世界の本質を伝えたい
保育と教育という専門分野の仕事を長くやってきたので、様々な視点から保育を捉えることができます。
経歴は、保育の現場(保育士、調理員、事務)、管理者(園長)、幼児園経営者の秘書、コンサルタント、運営の裏側(人事、経理、採用など)、行政側(政令指定都市の保育指導員として認可外保育施設約200施設の立入調査担当)。
一人の保護者として、ママたちの意識、家族・子どもの変遷、2歳~中学生向け子どもの絵画教室の経営、子どもの創造・表現活動の専門家として絵画講師、画家、カウンセラー、セラピストなど、すべて「子育て支援」に関連する仕事です。
保育や教育、癒しの仕事を通し、時代の移り変わりとともに変わってきた「子育て・家族のあり方・親の質」と、「保育士の役割と保育士の質と保育士の待遇(社会的地位)」を実体験で見てきたことは、ある意味、人生をかけて検証してきた「保育の世界の本質」であり、私自身のスキルとなっており、引き出しでもあり、有益な経験を長年積んできたと言えるところです。
それに加え、仕事人ではなく一人の人間として、また母親として「人生について子育ての本質について」を探求し続けてきたことだと思います。仕事以外では、結婚、出産、子育て、病気、健康、人間関係で自己探求をしてきました。関わる人々にお役立ちできます。
人とのつながりがとても重要
起業してみると人との繋がりがとても重要だと思いました。ですが、どうやってこの広い社会の中で人と繋がれば良いのか、どうやって自分が社会でしたいことを伝えられるのかが難しいと感じているところです。
また、自分の思いを助けられる人に届ける方法の構築が難しいと感じました。しかし、本当の自分らしく生きられる自由と喜びは何物にも代えられません。また、苦しい思いをしている、子どもを育てている大人たちへ、直接会って「私の言葉で、私の想いで、本当のこと」を話できることも、人生が尊重されているようでとても有り難く、嬉しいことです。
早くもっと多くの大人へ、この自由と、夢を叶えていく喜びと希望の光を、「あなたにもある。そして、目の前の子どもに伝えることができるのです」と、伝えたいです。
起業を志す方へのアドバイス
あなたが人生で一番長くやってきたことには意味があります。人生についてちょっとでも「このままでいいのだろうか?」と疑問が湧いたら、ぜひ今、無意識に繰り返し同じところを全速力で走っているのを止めて、立ち止まって見てください。その繰り返しには「時間、お金、他人」にコントロールされているとは感じませんか?
あなたには本当の自分らしく生きる生き方があります。「時間とお金と他人にコントロールされずに、あるがままが素晴らしい自分として生き、無限の可能性という夢を叶える力を持っているあなた」であることを思い出すことをお勧めします。
それを思い出したとき、あなたはそこから「本当に自分らしく生きる」ことができます。あなたの自分らしさから、人生で一番長くやってきたことを社会に発信したとき、それは他人の心に届く光となって誰かを助けます。誰かの勇気になったり、癒しになったり、行動になったり、希望になったり、道しるべになったりするのです。必要なものをしっかり身につけて、社会へどんなお役立ちをしたいのか目的をしっかりと決めて、起業してください。あなたのサービスを誰か多くの人が待っています。
アドバイザーからの一言褒田さんは、元保育園園長としてのキャリアがあり、「保育園で育つ子どもたちを日本一しあわせにしたい」という。「武蔵野市が子育てのリーダーとなるように、保育士と保育園の活性化をしたい」。武蔵野女性市長誕生で、この波に乗れるよう頑張ってください。 株式会社マネジメントブレーン代表 静間 俊和 |