ラディアント
高木 美映子（たかぎ みえこ）さん

結婚相談業　https://www.radiant-musasi.com/

成婚をブランディングによって明確にするカウンセラー

「成婚」をブランディングによって明確にし、最短で成婚に至るための婚活をプランニングする結婚相談所のカウンセラーとして活動しています。
婚活はダイエットのようなもの。結果が出る時期が見えにくく、一人では挫けてしまうこともあります。
お相手探し、お見合い、ご交際とステップを踏んでいく中で、活動が停滞する時期に会員様が前向きに活動を継続できるようサポートすることが事業の中心です。定期的にプランを見直しながら人間味あるサポートを提供しています。

起業は一人で考えず、これまでとは違う交流を持つことが大事

社長秘書としてサポートする仕事に就き、経営者としての厳しさや苦しみ、また困難を超えた時の喜びや充実感を身近で感じられたことが、起業への意欲に繋がりました。
その頃は具体的な事業のイメージはありませんでしたが、子宮筋腫の手術を終え今後の人生を考える上で、人の幸せの役に立てる起業をという考えを持ちました。「結婚」についてのご意見やお悩みを公私ともに伺うことも多く、その中で結婚相談所の必要性を強く意識するようになりました。
結婚相談業としての起業を考え準備を進める中で、最も重きを置いたことは一人で考えず創業塾や連盟の研修、同じく起業をしている方々のお話を聞く場に参加し、これまでとは違った方々との交流を持つことでした。
それは今でも大きな支えとなっていて、事業の内容を見直したりお客様とお話する上での自信にもなっています。

連れ添う相手がいることの素晴らしさを両親に学ぶ

本格的に起業を決意したのは、母の認知症がきっかけでした。
それまであまり仲の良い夫婦ではありませんでしたが、病気を期にいつも母の傍にいる父とその父を頼り切っている母を見て、連れ添う相手がいるということの素晴らしさを両親に学びました。
また一方では、私自身が結婚をしていないことから結婚相談所の起業をためらう気持ちが出ることもありましたが、家族や友人、大切な人の言葉に励まされた経験から、婚活に対して行動を起こせず一人でもいいと思っている方々の力になれると確信を持てるようになりました。
手術を受けた時には私自身もパートナーのいる人生は諦めていましたが、両親の姿に前向きさを貰い、前向きになったことで出逢えた大切な人の存在がある幸せを、多くの人に伝えていけるような結婚相談所として成長していきたいと考え起業を実現させました。

全国規模のシステムを利用し自宅で結婚相手を探せる仕組み

婚活者で一番多い年代である30代後半から40代の方々は、忙しい、自分には魅力がないと考えている方が多いため、意欲的に婚活を進めて頂けるサポート体制を設定しました。
「忙しさ」に対応できるよう、全国規模のシステムを利用し、ご自宅でお相手を検索して頂きながら出張やスカイプでのカウンセリングを行います。
また、カウンセリングでは「魅力がない」と決めつけてしまっているお気持ちを前向きに持って頂ける紳士塾/淑女塾というお稽古事のようなシステムを設定し、お相手検索からお見合い、ご交際のステップをサポートしていきます。ご入会頂く前から無料個別相談を受け付けることでお悩みに寄り添い交流を深め、本格的に婚活を進めて頂ける信頼関係の構築を行っています。

事業を始めて、会社員では味わえない充実感を

事業を始めると考える事やるべき事が多く、パソコンに向かいっぱなしの時間も多くなり、学ぶことが増えると時間に追われる日も出てきます。
事業の立ち上げ時は先が見えず、不安に追われて時間を問わず仕事に没頭してしまいがちになり、周囲に心配をかけてしまうこともありました。
しかし、友人と会う、セミナーに参加するなど外へ出る機会を意識して作ることで、新たな発見があり事業への新しい視点も持てるようになりました。経営者にならなければ出逢えなかった方々、あまりご縁のなかった業界に関わる機会も得られ、会社員としては味わえなかった充実感を感じています。また、「有難うございます！」と笑顔になって下さる姿を観ることができた時は、結婚相談業を始めて本当に良かったと思う瞬間です。

起業を志す方へのアドバイス

ご自身の考えや意見をアウトプットできる場を確保しておくことをお勧めします。起業に向かい始めると、たくさんの情報を集める必要があり日々知識がインプットされてきます。情報があふれていて、事業に採用するものはどれか常に判断しながら形作っていくことになりますので、言葉や文字にして発信する場、話せる相手を大切にして整理していって下さい。